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占い研究室 研究室だより

占い研究室用ブログ

   
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新月のタイミングはその月のテーマを表し、
満月はそれが結実することを示します。
満月から次の新月はその結果を受けての次のテーマへの布石となります。
 
10/15の新月からの流れをざっくり読んでみます。
 
10/15の新月です。

20120914_2.png
極限の状況からのサバイバル。
思考ではなく自身の直感を信じて歩む。というスタートから
世界を変えるほどの威力を持ちながら
それを上手くカムフラージュし隠す、というゴール。
 
新月のサビアンは「雄鶏の声が日の出を告げる」
周囲の空気を上手く読み、タイミングよく合図を送る
という意味のサビアンです。
その一声で、全てが変わったような印象を与えます。
 
主役は土星(冥王星)です。
生命倫理、出生率アップや不妊治療など、
性に関することに焦点があたり、従来の枠が壊れる、
という出方をするでしょう。
 
12ハウスに木星、6ハウス火星があり、
防衛に焦点が当たると同時に、陰での駆け引きや陰謀論、
敵の暗躍などが考えられます。
 
これが先日の山中伸弥教授の
ノーベル生理学・医学賞を受賞した事と絡めてみますと、
今月も引き続き、生命の可能性を大きく開く「iPS細胞」が
注目されるでしょうが、それにより世界各国の製薬会社等の動き、
森口氏の疑惑など、一筋縄では行かない問題が色々と出てきそう。
この研究は生命の色んな可能性を大きく開く問題で、
生命倫理について大きく議論されていくでしょう。
ただ、あまりに影響力がありすぎるため、
情報が一部ふせられたり、隠してしまう、という結果になるかも知れません。
 
あと10ハウスに入る天王星は
政治での改革を意味します。
ただし7ハウスの冥王星がスクエアになってることから
こちらも真っ直ぐに出て来なかったり、
テロ的に行われてしまうという可能性があります。
この冥王星を隣国諸国と見るか、アメリカと見るか…
どちらにしても外からのプレッシャーを暗示していると思います。
 
 
10/30の満月です。

20120914_3.png
 
自然体での癒し、というスタートから
現代社会の矛盾から離れて、
心の交流を主眼に置いた理想郷を目指す、というゴール。
 
満月のサビアンは物理的・心理的な高低差、極端な差別、
その苦しみと、底まで到達すれば後は上がるだけ、という
解決と逆転を意味しています。
 
この満月は大まかに4つに流れが分かれていますが
特に
女性陣の優しさ、パートナーの大切にすること、
隠れた内助の功、癒しが主な流れになりそうです。
12ハウスの金星はおそらく社会的にはそんなに目立ちません。
しかし、隠れた所で大活躍しそうです。
男性陣は厳しい状況の中で、新しい礎を築くために踏ん張ります。
税制や、予算、収入に関しての実際性のある改革や
金融関係に関してはいい兆しがありそうです。

 
 

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天秤座の最終バンドに在していた土星が
蠍座に抜けて、現在各サインの初期度数に天体が固まっている状態です。
結果、ボイドが長くなりやすくなります。

→参考記事:ボイドについて

ボイドだからといって何もしないわけにはいきませんが
人と会話してて「話が通りにくい…あっボイドか」と思ったり
スケジューリングや準備はボイド期間を外してみるとか、
工夫することでかなり混乱を軽減することができます。

10月の主なロングボイド(20時間を超えるもの)を下記に記載します。
参考になさってください。
ちなみに水星逆行は10月にはありません。

2012/10/06(土) 06:08 ~ 07(日) 09:45 (27時間36分)
2012/10/08(月) 16:33 ~ 09(火) 20:54 (28時間21分)
2012/10/11(木) 06:39 ~ 12(金) 04:23 (21時間43分)
2012/10/13(土) 08:47 ~ 14(日) 08:01 (23時間13分)
2012/10/17(水) 11:22 ~ 18(木) 09:25 (22時間02分)
2012/10/28(日) 10:32 ~ 29(月) 15:15 (28時間42分)
2012/10/30(火) 06:01 ~ 01(木) 03:40 (45時間39分)

11月、12月も改めて連絡します。
11月は水星逆行もあります。
参考にして上手く乗り越えて行きましょう。


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10月に入っての第一週。
怒涛の展開になる、とツイートしましたが
その具体的な内容をまとめてお伝えしておきます。
 
●2012/10/3 15:54 金星 乙女座イングレス
●2012/10/4 21:50 木星逆行開始 双子座16.22度から
●2012/10/5 19:33 水星 蠍座イングレス
2012/10/6 05:32 土星 蠍座イングレス
●2012/10/7 12:20 火星 射手座イングレス
 
この中で最も大きいのは土星の蠍座イングレスです。
 
土星の公転周期は約29年。
たいてい7年おきに何かが起こるのは、
トランシット(経過図)と、ネイタル(出生図)の土星が
0度、90度、180度、270度の角度を取るからです。
29年÷4=7.25年 つまり7年と3ヶ月。
土星メンテナンスのタイミングになります。
 
土星は無駄なものを排除し、
7年前の課題をクリアしていないと追試をかけてきます。
 
天秤座に土星が入ったタイミングですが、
逆行もあったので2回ありました。
 
 一回目→2009/10/30 2:10:00
 二回目→2010/07/22 0:12:00
 
一回目の時に進んだことが一旦戻り、
再び2010年7月22日に戻った時に決定づけられた、
という流れになっていたと思います。
皆さんの体験も良かったら振り返ってみて下さい。

天秤座は対人関係、パートナーシップを表します。
人との付き合いややり取りの中での試練や
親交関係においての難しさを痛感する期間になっていたでしょう。
結婚、という見方もありますが、もっと広く浅くの付き合いの場において
いろんな出来事があったと思われます。
人により、付き合う人の整理が行われて、
不要な人間関係は切り離されたりした人もいるかもしれません。
土星は木星と違って、絞り込み作用があります。
 
というわけで、天秤座土星期間は10/5に終了します。
 
活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に土星がある方、
主要天体がある方は、メンテナンスお疲れ様でした。
今は牡羊座天王星・山羊座冥王星のスクエアもあって
大変な思いをした人も多かったと思います。
 
特に1980/9/21~1982/11/29と83年の一部生まれの人は
一度目のサターンリターン期間ということになります。
サタリタが例の天王星・冥王星と絡んでいるということは、
彼らの今後の挙動が、社会を動かすという
可能性があるということ。
踏ん張らないとならない世代です。
 
さて、10/6からはいよいよ蠍座土星。
固定宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)に土星がある人は
先ほどのメンテナンス期間に。
また主要天体が固定宮の人も影響があるでしょう。

蠍座もまた人との付き合いを示すサインですが
天秤座とは違って、ぐっとその幅は深く狭くなります。

信頼と愛情が蠍座のテーマであり、
その裏返しである不信と憎悪という
深い所までメンテナンスが入る可能性があります。
なぜ蠍座が死でありセックスであり遺伝であり銀行を示すのか。
それは個人の枠を一旦壊し(=死)、他人と融合して
何かを生み出すというプロセスを表すサインだからです。

蠍座は一旦人を信じたら、命をかけても相手を守ろうとします。
それが例え法に背くことであっても、です。
なかなか人に心を開きませんが、一旦開くと本当に愛情深い優しさに溢れたサイン。
その試練となると、どうしても重さは一弾と増すかも知れません。
 
社会の流れとしても、山羊座冥王星のルーラーである土星が、
冥王星の本来の座である蠍座に入るということ、
すなわちミューチャル・レセプションになるということで、
土星は、よりいっそうシビアな働きをすると思います。
 
今までは、天秤座土星ですから、その力の行き先は金星でした。
なのでまだ個人レベルでの改革や、葛藤がメインだったのですが、
社会天体の土星と世代天体の冥王星がミューチャルになるということは、
いっそう山羊座冥王星の威力が具体的に感じる2年半となりそうなのです。
山羊座冥王星は社会の暗部を深めます。
牡羊座天王星は強烈なエゴと自立心、そのために手段を選ばない行為。
この2天体のアスペクトは破壊と創造の組み合せですが、
スクエアだと、どうしてもネガティブな方向性に
行ってしまいがちになります。
 
どうしても極端でシビアな出方をしていまう流れになりそうなのですが
それでも私達は足元から自分が出来る事を見極め
一歩ずつ歩んでいくしかありません。
出来れば、社会の歯車となり果てるのではなく、
エゴと欲望に負けて破壊行動に走るのではなく、
人間として中庸の精神を保ちながら、
なんとかこの荒波を乗り越えていくしかありません。
 
蠍座土星は今後、
 
2014/12/24 01:36 射手座にイングレス
2015/06/15 09:42 逆行して蠍座に戻る
2015/09/18 11:44 射手座に再度イングレス
 
という運行予定になります。
 
冥王星天王星スクエアは2018年くらいまで続きますが、
特にこの2年半は今後を左右する重要な期間になると思います。
 
各自心して何とかこの試練を乗り越えていきましょう。


 

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新月のタイミングはその月のテーマを表し、
満月はそれが結実することを示します。
満月から次の新月はその結果を受けての次のテーマへの布石となります。
 
9/30は満月。
遅くなりましたが、
9/16の新月からの個人レベルの流れを
ざっくり読んでみます。
 
 
9/16の新月です。
20120914_0.png
 
やや無理めな挑戦を立てて、精神性を磨くというスタートから
人とのやり取りの中で自分を見つめる結果、
内面の様々なものがマグマとなって噴出するというゴール。
 
主役は水星です。
爆発の結果、それをどう制御し
「大人になる」「空気を読めるようになる」か。
社会においてそつなく立ちまわる、というのが目標となります。
 
12ハウスに火星があり、表沙汰にならない怒り。
内面に不満やトラブルを抱えつつ過ごす一ヶ月と見ます。
 
 
 
9/30の満月。
20120914_1.png
 
 
自分のステータスを強く主張する、というスタートから
社会で具体的に人と関わり行動することで、
誰とでもオールマイティに付き合う、というゴール。
 
主役は金星&太陽です。
新月時点で金星は「いろんなアイデアでワクワク遊ぶ」状態でしたが、
満月は「東の空の夜明けの輝き」
自分の運命的な「役目」を自覚し、
組織に所属するか、弟子入りします。
限られたメンバーで作るプロジェクトがスタートするかも。
ただし、どうしてもネットワーク上のトラブルに巻き込まれそうです。
 
太陽は厳しい体験があっても希望を失わない、というサビアンで
例の天王星・冥王星とのTスクエアになっているので、
何か厳しい体験がありますが、それに負けずに頑張りぬこうとするでしょう。
 
この満月図を見る限り
行き過ぎたエゴや欲求をどうやって制御するか。
自分の言動がポイントになりそうです。
木星は表に出にくい幸運の出方をします。
金星がどう頑張るかで変わってくるでしょう。

社会面では、怒れる国民がマスコミや法曹界を揺さぶります。
外資系企業や、金融関係は試練を受けるでしょう。
満月以後、次の新月まで
おそらく言論やマスコミに何らかの改革が起こります。
法曹界でも何らかの動きがありそうです。
海外で活躍する女性も目立ちそうですが、
実際に留学やボランティアで海外に行く女性は厳重に注意すべきです。
新規に開始することは、出来れば控えたほうがいいでしょう。

 

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皆様、毎日この「星だより」を読んでいただき、まことにありがとうございます。
 
太陽が乙女座に入る直前、獅子座のグランドフィナーレの
「開封された手紙」のサビアンにことよせて、毎日ご覧頂いている皆様に
改めてご挨拶、ならびに謝辞を申し上げます。
 
この「星だより」は、天気予報ならぬ星予報的な情報を、
皆様の毎日に役立てていただきたい、という目的で配信しております。
 
通常、星占いは朝にその日の情報を配信するのが普通ですが、
前日夕方に配信することにしたのは、
天気予報でも前日夕方が一番参考にする時間帯だからです。
例えば、朝にその日のボイドを知ってもあまり意味がありません。
ボイドは先に知って予定を組むか、それに備えることこそが肝要だからです。
かといって一週間くらい前にお伝えしたとしても、うっかり忘れてしまいます。
 
なので、なるべくオンタイムの予定が組みやすく備えやすいタイミングで、
実際性のある情報をお伝えしたいと考えております。
 
私が占いを本格的に勉強し始めたのは1999年ですが
途中就職したりして、すっかり間が開いてしまいました。
この星だよりは、占い師として再稼働するにあたり
自身の修行も兼ねて行なっております。
なんとか一年は続けようと決意しております。
 
まだまだ未熟ゆえに、読み切れない場合ございますが、
今後とも精進続けますので、
何とぞよろしくお願い申しあげます。
 
  ***
 
さて「占い」…
皆様はこれをどうお考えになりますでしょうか。
 
激動の時代の荒波を乗り切る「地図」と「羅針盤」。
そこに占いの可能性があると私は考えています。
 
スマホでグーグルマップを見て、その先にコンビニがあると知ります。
そこに自分がほしい具体的な「商品」が、あるかどうか。
それを見ているだけではわかりません。だけどその可能性は高いです。
 
占いもそれに近いものがあるのではないでしょうか。
 
また、占いは「鏡」のようなものでもあります。
自分が生まれてきた時の一つの「パターン」を知ることで
自分の癖や傾向を知ることができますし、それにより悪循環を断つこともできます。
でもその鏡も、一つの側面を映し出すことしか出来ないのです。
膨大なデータにはなりますが、それでも全てを映し出している訳ではないのです。
 
富士山の山頂はひとつ。しかしそのルートは一つではありません。
色んな角度やアプローチがあります。
それと同じく、人生のゴールは一つであっても、それを推し量る方法は様々。
私は、占いは、その中の一つと考えています。
 
もちろん占いが無くても自分の道を見つけ、自分の姿を的確に客観視出来る人は沢山います。
占いは、決して絶対的なものではありません。盲信するものでもありません。
あくまでもアドバイス。それを採用するかどうかは各人が選び決定することです。
自分に合った方法で見つける事が一番肝心なことです。
 
また運命と宿命は違います。
運命は「命を運ぶ」ことであり、
それはある程度、各人の自由意志に委ねられています。
(宿命とは生まれた環境等、自分では変えられないものです)
 
自分が変われば、世界は変わります。
過去は変えられませんが、未来は変わります。
そのためには、「現在」を
自分にとってベストな方向と角度に向けて生きるのが
一番よいことだと私は考えています。
 
明るく前向きな笑顔で、人も含め万物を師とし鏡とし、
そこに発生する出来事の全てを自身の成長の糧と変えた時、
人にしか起き得ない奇蹟が起こると私は考えています。
 
人だけではなく、地球上のあらゆる存在は天体の影響を受けています。
だけれども、人だけは、それから少しだけ解放される機会を得ています。
そのためには、知らなくてはなりません。
人を自分を、そして大まかな「潮目」を。
「百戦危うからず」を目指すためには、知ること。そして実践すること。
自分の中のパターンを打破し運命を変えるためのヒントの一つがここにあります。
 
繰り返します。
占いは地図です。羅針盤です。
人生の船をこぐのは、各人自身です。
 
一人でも多くの人たちが、この荒波を乗り越えるために。
 
そのヒントになる可能性がある限り、
私は無力ながら、小さな燈台とならんと決意する次第でございます。
 
 
  ***
 
 
一番いい未来は、占いが必要のない世界になる事だと私は考えています。
乱世こそ占いが求められる。占い師が忙しいのはいつも世界が混乱している時です。
 
その必要がない、またはお遊びとしての占いがあればいい。
そんな平和な時代が来るための礎とならんことを。
 
 
2012年8月22日

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