2013/10/31 (Thu) 2013/10/19の満月を通して一ヶ月を振り返る

遅くなってすみません。
10月の満月図を通して一ヶ月を振り返ってみます。

新月のテーマが満月で結実する、と言われていますが

今回の満月はどうだったでしょうか。

この一ヶ月を振り返ると、

「信頼」に対する不安という形で現れていたと思います。

社会における12ハウスは隠れたもの、

陰謀、諜報を象徴しますが、

蠍座土星・山羊座冥王星の

「社会的に大きなバックボーンを持つものの信頼」に対して

大きな揺さぶりがあった一ヶ月と言えないでしょうか。

みずほ銀行の暴力団融資放置問題、

阪神阪急ホテルの偽装表示事件など、

その「看板」に素直に信頼を寄せていた人々は

見事に騙され、「看板の持つ意味」が

粉々に粉砕され、無効化したと感じた事でしょう。

マクロとミクロが対応していると考えますと

個人的なレベルでも、同じように

「絶対に信頼していたもの」に対して

大きな揺さぶりがあったかも知れません。

無批判に信じていたものに対して

強い揺さぶりがあった時、

各自はどうやってそれを乗り越えるかということを

試されていた一ヶ月だったと予想されます。

新月図の時でも書きましたが

今回は満月図と新月図のAscとMcがほぼ同じ。

なので、新月と満月はひと続きのような印象がありました。

大きな違いがあるとすれば

新月のサビアンは息詰まるような集中力を用いて

各自の資質や本質を探るという内容であったのに対して

満月のサビアンは「受容と能動を入れ替え使い分ける」

という太陽と、「落差から生まれる副産物を多く受け取る」

という月だった、ということです。

柔軟にTPOに応じてその姿勢を変えて対応することで

何らかの成果を受け取る　という展開が考えられますが

ただし、満月自体は特に他の天体と角度を取っていません。

いまいち、ピンと来ない印象は否めません。

それよりも、具体的な実行力により、

何らかの「暴露」が行われた、ということ、

それにより猛烈な葛藤が発生する、というのが

今回の満月の出方ではないか、と

私は考えています。