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占い研究室 研究室だより

占い研究室用ブログ

   
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年末年始スペシャル?も最後です。
易で年末年始期間中と、2013年の社会全体の運勢を立ててみました。



●2012/12/29~2013/1/7の運勢

火天大有 - 上九。
天より之を祐(たす)く。吉にして不利無し。


天の助けがある。
盛運のなかで、決して驕ることなく、
謙虚な気持ちで人を補佐し助けることで、ますます大吉となる。
願いは通りやすい。

*********************

●2013年の運勢

山風蠱 - 初六。
父の蠱に幹たり。子有りて考なれば咎なし。危ぶめば終には吉なり。


前任者の失敗・失策のために壊れた環境を再建する。
継承者が有能であり、まだ崩壊は初期段階なので大丈夫。
大変危ない状況ではあるが、慎重に進めれば最後に吉となる。




な、なんと…
2013年の運勢は本当にまんまというか……

2012年は、まさに蟲がワラワラと湧いて出てきた、という年でした。
社会から個人まで、内部に巣食った蟲の数々…
それが飛び出したり、病気となったり、心の中を蝕み食い荒らしたり…

その中にあって、それに負けずに対峙し、向き合ったものと
それに負けて蟲そのものとなり、退治されたものと。
極端な出方をしたのが2012年だと私は思っています。

2013年はその手術の後始末をする年になるのでしょう。
それはとても大変なことですが、前向きに頑張れば確実な成果は出てくると思います。

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期間中の星配置
 
※月は蟹座から蠍座を移動。
 
 期間中、ロングボイドが頻発しています。
 年末年始、何かと移動や予定が多いと思いますが
 ボイドにかかる日は予定を早めに立てて
 先手必勝で後はのんびり過ごしましょう。
  →参考記事:ボイドについて
 
 月が天秤座を移動する4から6日、
 特に4日昼から5日未明にかけては、
 月が冥王星・天王星等を刺激します。
 この期間、水星・天王星スクエア、
 土星・火星がスクエアと状況があまり芳しくないので、
 各種トラブルには十分に注意してください。
 
 
 
※天体トピックス
 
◇水星が12/31の23:00に射手座から山羊座に入ります。
 イングレス直後は魚座海王星とセクスタイル。
 1から4日くらいは牡羊座天王星とスクエア。
 特に4日は月が天秤座でTスクエアになりますのでケンカ注意。
 6から7日くらいに山羊座冥王星と合。
 
 
※その他、期間中の特記事項
 
◇天王星・冥王星スクエアが、冥王星が度数進むことにより
 29日以降は、やや緊張がゆるみます。
 
◇冥王星と蠍座土星のセクスタイルは引き続きタイト。
 ただし双子座木星が移動しますので、
 3日以降はヨッドは解除になります。
 
◇魚座海王星は29日夜に度数が1度進みます。
 サビアンは「ハンターから隠れるリス」
 色んなものが一気に噴出した前度数の反動が出て、
 やや全体的に臆病になる傾向。
 
◇水瓶座火星は12/31から1/2頃まで天王星・木星と小三角を取り、
 そのあと2日くらいから期間中ずっと、蠍座土星とスクエアを取ります。
 土星と火星のハードアスペクトはダイレクトに事故や災害につながりやすく、
 その上、木星がトラインで煽ってるので要注意。
 5~7日、特に7日は非常にタイトなうえに、
 蠍座月が朝8時頃トリガーとして刺激します。
 通勤途中のトラブルや事故に注意を。
 
◇射手座金星はサインの終盤に向かいます。
 月以外とは特にアスペクトは取らないので、
 各自がそれぞれ自分の楽しみを見つけて過ごす、
 マイペースな年末年始となりそうです。
 
 

 

月配置および予想
 
●12/29(土) ※スーパーロングボイド注意報
月は蟹座。満月のあと、28日深夜に蠍座土星とのトラインを最後に、スーパーロングボイドに入ります。そのまま度数を取らずに終了。
ボイド中はもろもろ注意。満月のノリを引きずったままボイドで暴走する可能性が。
 
 
●12/30(日) ※スーパーロングボイド注意報
月は蟹座。引き続きスーパーロングボイドで、16:45に獅子座にイングレス、41時間以上のボイドが解除されます。解除後は、念のため29日と30日前半のボイド中の挙動をチェックしておきましょう。
獅子座イングレス直後は水瓶座火星とオポジション。牡羊座天王星とトライン。不完全ながら月・木星・天王星・火星で台形ができます。カッカとケンカっぱやくなりますが、木星が調停しますのでノリノリの年越しになるでしょう。
山羊座太陽は冥王星とピッタリ合。新機軸の提案。新方針の決定。
 
 
●12/31(月)
月は獅子座。火星オポ、木星トラインの次に蠍座土星スクエアも入ります。
お昼ごろ、山羊座太陽が冥王星とピッタリ合になり、獅子座月と双子座木星とでヨッドに。例の土星・木星・冥王星ヨッドとも重なります。2012年は改革の年でしたが、荒波に揉まれながらも頑張った人には、ちょっとしたギフトや胸熱的な出来事がありそう。自分の使命を自覚し、来年も頑張ろう!という人もいるでしょう。午後からは月は主なアスペクトを取りません。
 
 
●1/1(火) ※スーパーロングボイド注意報
月は獅子座。射手座金星とのトラインを最後に、6:51からロングボイドに入り、翌2日の2:34に乙女座にイングレス。
19時間42分もの長いボイドです。元旦はほぼボイドとなります。
予定は早めに立ててしまい、あとは寝正月がオススメ。ゆっくり体と心を癒し楽しく過ごしてください。
 
 
●1/2(水)
月は獅子座。ボイドスタートで、2:34に乙女座にイングレス。イングレス直後、魚座海王星とオポジション。山羊座水星とトライン。13時頃、天王星・火星のセクスタイルに対してヨッドで入ります。昼以降は双子座木星とスクエア。太陽・冥王星とトライン、蠍座土星とセクスタイル。21時頃は月・土星・冥王星の小三角が正確にできます。
ボイドが終了することにより、火星・木星・天王星の小三角と、火星・土星スクエア、水星・天王星スクエアを実感することになるでしょう。概要にも書きましたが事故や対人トラブル、口論、災害等に十分に注意してください。海王星と木星より続けてスクエアを受け、注意力が散漫にもなりますから、ウッカリミスにも注意が必要です。ヨッドができる13時頃もケンカ等に注意。
 
 
●1/3(木) ※ボイド注意報
月は乙女座。21:15からボイドに入り、翌4日の10:10に天秤座にイングレス。13時間弱のボイドですが、夜から朝にかけてなので影響はそれほどでもないでしょう。未明から朝にかけて土星・月・太陽の小三角。昼過ぎから射手座金星とスクエア。
ノリよく元気・自分のやりたいように行動する男性(的な存在)と、いまいち自分の意志が通らず抑圧気味の女性(的な存在)。イライラしやすく、口喧嘩に発展しやすいイメージがありますので注意。水星・天王星のスクエアは移動中やコミュニケーショントラブル、突然の計画変更などが発生しやすいです。なるべく臨機応変に。
 
 
●1/4(金)
月は乙女座。ボイドスタートで、10:10に天秤座にイングレス。イングレス直後は天王星オポジション。昼過ぎからは山羊座水星ともスクエア。夕方から月・木星・火星がグランドトライン、天王星オポと組み合わせてカイトが成立。一方山羊座冥王星ともスクエア範囲に。
この日もかなり注意が必要です。このグランドトラインとカイトは感情的にかなり煽ってるイメージ。強い力が天王星・火星に注がれます。トラブル全般に要注意を。感情の意識的なコントロールがポイントです。
特に21時から深夜にかけては、地震にも警戒する必要があるかも知れません。現時点ではなんとも言えませんが、三が日の地震発生状況で、もし中規模の地震が固まって発生する場合、該当地区に注視して置いたほうがいいかも知れません。
 
 
●1/5(土)
月は天秤座。4日深夜のカイトは未明まで、グランドトラインは朝まで継続。引き続き警戒を。冥王星スクエアは午前中まで、太陽のスクエアは夕方まで継続。夜は特にアスペクトを取りません。
月と太陽がスクエアになるため、かなり心身の緊張が高まる雰囲気。本音と建前の使い分けが必要になりそう。
 
 
●1/6(日) ※ボイド注意報
月は天秤座。金星とのセクスタイル後、8:12からボイドに入り、15:08に蠍座にイングレス。7時間弱のボイドです。イングレス直後、魚座海王星とトライン。土星との合、冥王星・水星合とのセクスタイル、火星とのスクエアに向かいます。
土星・火星スクエアがかなりタイトに。ボイド明け、蠍座月になると強く実感することになるでしょう。トラブル全般に注意。正月の間何か不満があれば、この辺りから噴出して来るかも知れません。
 
 
●1/7(月) ※スーパーロングボイド注意報
月は蠍座。概要にも書きましたが、月が朝8時頃トリガーとして土星・火星のスクエアを刺激します。通勤途中のトラブルや事故に注意を。
この配置は午後一番くらいまで要注意。休み明け早々、トラブル続きで悩ましい人もいるかも知れません。十分に注意してください。ケンカ等ふっかけられても、今は時期が悪いので買わないように。
午後から夜にかけては山羊座太陽とのセクスタイル、その後20:30からロングボイドに入り、翌8日の17:27に射手座にイングレス。21時間弱の長いボイド、8日のオンタイムがほぼボイドとなります。
7日は仕事始めの人も多いと思います。休み明けから色々と大変そうですが、8日の予定は大筋でも7日のうちに立てておきましょう。

 

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太陽のサビアンを順番に書いていきます。
かなり長文で読みづらいかも知れません…すみません。(;´д`)ゞ
切り替わりが日中で行われますので、
度数が切り替わる日と時間で参考になさってください。




【12/28/17:08~12/29/16:41】
「太陽に照らされた家で、飼い慣らされた鳥たちが楽しそうに歌う」
(満月の太陽)

 
さんさんと光が降り注ぐ、温かいサンルームに飼われてる愛らしい鳥たち。決まった時間に鳥かごの扉が開いて、伸び伸びと部屋の中を羽ばたき、彼らのために特別にしつらえられた「遊び場」で、優雅に羽づくろいをしながら、歌を歌っています。部屋のドアは開かれ、出ようと思えば出られますが、彼らはこの部屋から出ようとは思わないようです。
 
このサビアンは、社会のルールに順応する事を意味します。しっかり取り決められた規範と環境を全面的に受け入れることで、安心と安全を手に入れます。
このシンボルの鳥たちは一見幸せそうですが、それは空を羽ばたく自由と引換えの、飼い鳥の規範に従っているだけです。しかし彼らも、この部屋から逃れることは頭から考えていません。もしここから外に出れば、たちまち寒空の下、生死をかけた危険な戦いが待っています。彼らは規範によって守られている、ということを受け入れてるのです。
 
社会には、光と影があります。いかなる組織にも矛盾や問題点があります。その両面も飲み込んで、共同体のルールに従う、そんな存在に光が当たります。

規則にうるさい傾向が強まります。理不尽なことを要求されるかも知れませんが、静観が必要です。完璧なものはこの世には存在しないと、今をありのままに受入れ、追究は後日にまわし、まずは状況をじっくり観察しましょう。規範と規則には、内部を守るための「それなりの理由」があるということに、思いを馳せる日となるでしょう。



【12/29/16:41~12/30/16:15】
「ハープを運ぶ天使」
 
毎日同じように繰り返される、朝が来て昼になり日が沈んで夜になる…といった、天と地のサイクル。まるで天使が優しくかき鳴らすハープの音に素直に従うように、人も動物も植物も自然に合わせています。現代社会でも、教会の鐘の音、学校のチャイム、防災無線の定時メロディー…、天使のハープはそれらに姿を変えて、息づいています。
 
このサビアンは、万物のリズムに素直に従うことを意味します。
万物のリズムとサイクルは、家庭-地域-社会-国-地球-宇宙といった、何層も重なった輪の中で複雑に絡み合い、相関関係の中で人やモノに作用しています。それは社会のリズムも超越しています。

 
自分という枠を超えた、この大きなリズムに溶け込み一体化している人や存在に光が当たります。しばしば常識すら超越しているので、かなりマイペースな存在に映ることでしょう。しかし決してエゴスティックではなく、天然で、自然の流れに委ね切っている、という雰囲気があります。
 
予定された時間、決められたスケジュール通りにガッチリ動こうとする傾向。細かく空気を読まず、マイペースな人が多くなりますので、現実的な物事がテキパキ進まない傾向が。しかしロングスパンの計画を立てるには適している日です。達観した態度でのんびりと、来年の計画を立ててみましょう。



【12/30/16:15~12/31/15:48】
「アホウドリが船員の手から餌をもらっている」
 
野生のアホウドリが船上の甲板で餌をもらっています。公園のハトとは違い、彼らは大変慎重で警戒しています。しかし船員のさりげない仕草と適度な距離感を受けて、恐れながらも接しているのです。
 
このサビアンは、自国の文化やアイデンティティを確立させながら、異文化と接触する事を意味します。
このシンボルのアホウドリと船員は、全く異なる文化を持つ存在ですが、互いの違いと個性を尊重し、適度な距離を保てれば、交渉可能であるということを表しています。

 
習慣の違う国や人との間での交渉ごとがあるかも知れません。しかしどんな場合でも、堂々とした態度を崩さないことがポイント。自分の拠って立つ根拠が確立されていれば、怯むことはないのです。
 
集団の意思を外部に対して伝える、スポークスマン的存在に光が当たります。批判を怖れず、自分たちの主張を冷静に伝えてくれる人が歓迎されるでしょう。
 
自分の習慣を崩さず、他人と共有できる接点を探すことが、この日のテーマです。



【12/31/15:48~2013/1/1/15:21】
「私有地にいる、こうらいきじの大群」
 
美しく色彩豊かな羽を持つ、野生のコウライキジ。私有地という限られた空間の一角に、沢山集められています。この土地の所有者は、特に美しい個体を揃え、繁殖を試みているようです。
 
このシンボルは、エリートが一堂に会している状態を表しています。
能力の高い個体を一箇所に集め、選抜された存在の中で、さらに能力を高めようという試み。文字通り、エリート中のエリート、特定の集団が脚光を浴びます。今まで一般に公開していなかったような団体やグループの活動が紹介されるかも知れません。

 
全体的に「値踏み」の傾向。プライドの突出。
誰かと組む時、自分と同じレベルの知識や素養があるかが判断基準になります。
エリート意識が鼻につく場合もありますが、高いプライドに相応しい努力を重ねてきた人は、正しく評価されるでしょう。




【1/1/15:21~1/2/15:54】
「自然科学についての図解された講義が、ほとんど知られていない生命の側面を明らかにする」
 
優秀な生徒達を集め、自然科学についての講義が行われています。基礎から応用まで順を追って解説され、マニアックでハイレベルな内容。誰もが見落とすような小さな出来事から、生命の神秘を引き出します。
 
このサビアンは、ハイレベルでマニアックな知識と、些細な事柄から大発見する鋭い注意力を表します。
一般には知られていないような分野が脚光を浴びるかも知れません。自然現象の中からヒントを得て、新しい発見をする人や存在に光が当たります。

 
または、注意力がアップすることから、いつもは気づかない些細なサインから、自分なりの発見をする人もいるかも知れません。
新しい年を迎えるにあたり、新鮮な気持ちで世界を見なおしてみましょう。




【1/2/15:54~1/3/14:27】
「火の崇拝者が、存在の究極のリアリティを瞑想する」
 
人の魂は、よく炎に例えられます。あかあかと燃える炎は、手に触れることは出来ませんが、確かに存在しているのです。熱気を放ち踊り続ける炎にすべてを捧げる崇拝者は、集中力を高め、瞑想と厳しい修行を通して、炎と一体化しようと試みます。
 
このサビアンは、生命の神秘を掴もうという挑戦と挫折を意味します。
たとえ高い知識と智慧と能力を持ってしても、生命を完全に解き明かした存在はいません。生命を脈動させる炎=魂は、現代社会の科学や宗教を持ってしても、まだまだ解き明かされることのない、説明できない神秘のベールの向こうなのです。山羊座は土のサインですので、炎をそのまま炎ではなく、触って自分の身体で実感し、現実のものに引き下ろさないと納得できません。しかしそれはさすがに無理な要求なので、どうしても挫折がセットになります。

 
物事を人に伝えるのが難しい日。「~な感じ」といった曖昧な表現では伝わらず、相手にも実感できるものでないと、理解されません。表面的な言葉や、心にもない事を言っても話が通じないでしょう。
思いつく事も、重くて深いテーマであることが多く、抽象的な表現で通じないため、結局、言いたいこともそのまま飲み込んでしまう傾向があります。

 
強い意志と生命力の持ち主が脚光を浴びますが、どうしても無理が目立ちます。極限状態に自身を追い込んで、その迫力で人に納得させようとする姿勢が痛々しいからでしょう。



【1/4/14:00~1/5/13:33】
「病院の子供の病棟が玩具でいっぱいになっている」
 
社会の未来を担うはずの子供たちが、病に冒され、入院しています。病気を治すための薬や手術とは別に、沢山のおもちゃで心を癒し、ゆったりとした環境を整えなくてはなりません。
 
このサビアンは、社会の基底にある、基本的なことを見直す事を意味しています。
エリート達を揃え、歴史から学び、文化・文明、社会の問題点や謎を探ろうと模索した結果、社会を健全化するためには、「まず人間から癒し育成する必要がある」という基本に立ち戻ります。地味で進行も遅く遠回りに見えますが、実は根本的な解決方法はそれだと気づく人もいるでしょう。

 
複雑な問題やこじれた関係は、いったん白紙に戻して見なおしてみましょう。問題を先送りにしたり、ごまかそうとしても事態は悪化するだけ。自分の周りを見渡し、ごく小さな家族レベルから、社会レベルまで、基礎から見直す事がテーマとなる日です。
 
また文字通り、幼児教育や基礎教育にも関心が集まります。
子供の教育について活発な意見が交わされますが、少し理想論に傾きがちな傾向も。




【1/5/13:33~1/6/13:06】
「運動着に身を包んだ少年少女たちが集まっている学校のグラウンド」
 
少年少女は眩しいほど元気一杯で、弾けるようなパワーにあふれています。じっとしていられない彼らは、体操の時間となればソワソワ。運動着に着替えて先生の号令に合せ、素直に統率に従うように見えますが、油断すると、あっという間にバラバラに走り回ります。頭ごなしに怒鳴っても反抗するばかり。彼らは心までは支配されていないからです。
 
このサビアンは、社会の規範に対して心身の要素が持ち込まれます。
ガチガチにルールを決めても、それが人間の心と身体の健康を無視した内容ならば、否定されます。社会を作るのはまず人間、という発想に立脚しているからです。

 
体育会系の人や存在に光が当たる日。「健全な肉体に健全な精神が宿る」という単純で分かりやすい発想傾向。真っ直ぐで素直な態度が好印象を与えます。しかし根回しや大人事情、細かな意見調整や、微妙な「お察し下さい」等は通用しない日です。コミュニケーションは簡潔にスパッとわかりやすく。
 
文字通りスポーツは盛り上がる日。
勝手気ままな人も目立ちますが、クラブや趣味の延長の感覚で臨むと、上手くまとめることが出来るでしょう。




【1/6/13:06~1/7/12:39】
「抑圧された女性が、ヌーディズムに心理学的な解放を見い出す」
 
常識という見えない鎖にがんじがらめにされ、言いたいこと、やりたいことも我慢している女性。服装一つも思いのままに振る舞えない現実を前にして、彼女はついに衣服を脱ぎ捨て、生まれたままの姿になりました。体にまとう全てを排除することで、心身を解き放つことに成功したのです。ただし、安全な場所で。
 
このサビアンは心身をストレスから解放するために、生まれたままの素直な自分に戻ることを意味します。
子供のような純粋無垢な自分に戻り、あらゆる制約から解放されたいと強く望む日となるでしょう。リラックスを求めるムードが広がり、緊張の糸が切れたような状態。

 
文字通り、裸になることでスッキリする人もいるかも。
安全な場所とは、例えば温泉、露天風呂、公衆浴場や、海外のヌーディストビーチ。写真や絵という表現方法で解放する場合もあるでしょう。疲れた心身を解き放つことで、新たな底力が湧いてくるのを強く感じる日となるでしょう。

 
虚勢を張って自我を押し込めてきた人も、この日は素直に自分をさらけ出すチャンスです。またはそういう出来事や衝動が起こるかもしれません。恥ずかしがらずに、解放の後の成長を信じましょう。



【1/7/12:39~1/8/12:11】
「イギリスの軍艦から、はためくユニオン・ジャック」
 
かつて7つの海を統率していたイギリス。軍事と外交と政治によって各国に秩序をもたらしてきました。なんといっても外交手腕は素晴らしく、各地の紛争や暴動等の有事の際には、彼らの素早い活躍でその場を治めてきたのです。
 
このサビアンは、やや行き過ぎた感情の波を、統率し収めることを意味します。
この軍艦が治める海は感情の象徴。前度数で衝動的に制約と規範を解除した結果、感情は解放されましたが、このままでは収拾が付きません。そこでその反動として、イギリス海軍のように規則とルールを発動することで、内面の紛争を収めようとするのです。

 
政治的な駆け引きが目立つ日です。個人レベルから社会レベルまで、面倒な交渉・やり取りが必要になります。先々のことを考えて、あれこれ準備したり根回しに駆け回る人もいるかも。政治面においても、危機管理や外交にも焦点があたり、各分野で活発な論議が交わされるでしょう。
 
ポイントは感情的にならず、冷静にふるまう事。
仕切りたがる人も増えますが、グッと冷静になり、お互いのテリトリーを守りつつ、辛抱強く交渉してみましょう。


 

拍手[1回]

もうすぐ激動の2012年が終わります。
年末年始の原稿も書き終わり、いよいよ仕上げの段階。

これを読んでくださっている皆様。
2012年、このブログ、及び星だよりを読んでくださり、
誠にありがとうございました。

星だよりは2012/7/1からスタートしました。
一応、1年をめどに続けるつもりで頑張っておりますが、
やっと半年続けることが出来ました。マラソンでは折り返し地点ですね。
ここまで続けることが出来たのも、ひとえに拙配信を読んでくださる
皆様のおかげと、心から感謝しております。

それにしても年末年始のサビアンを書いておりますと、
色々と考えさせられる事が多いです。

私は以前、サビアンのサイトをディレクションした事がありまして、
膨大なシンボルをひたすら整理したことがあります。
基本ロジックは師匠である松村潔氏から教わりましたが
文章は当時の優秀なスタッフ達が心血注いで書いたもの。
私も勿論参加し、資料を集め、ほぼ全文校正し、一部は原文から書きました。

毎日書いているサビアンは、それらを整理した資料を参考にしておりますが
私自身も「何だったけ?」と思うことが多く、自分にとって得手不得手なサインもあり、
毎日が復習しているようなものです。

やはり自分が持っていない、馴染みのないシンボルはよくわからないのです。
射手座、山羊座は特にそれを感じます。

各自、生まれた時の星の配置が、
何故その人の人生を左右するのか…
これは未だによくわかりません。
だけど、各自、その時の星の配置が、こだわりとか方向性とか
色んな形、個性となって出てくるのですね。
興味はつきません。

…本当は、そこから解放されることこそが、
 人生の目標ではないか、とも思います。

しかし、それはとても難しいことです。
それにこだわりを失ったら個性も失うのではないか、とか
生きる楽しみをも失うことになるのではないか、とか
思ってしまいます。

少し脱線しました。
とにかく、自分が持っていない要素を追っていくということ。
しかし実は、サビアンを学んで一番良かったことはそれでした。
自分のない角度を知ること、そして理解しようと努めることで
「なんだ、間違っているものは何ひとつないんだな」と思えるようになったからです。

そして毎日、太陽のサビアンを追うということも凄く意味があり
当ってるとか当ってないとかとは別に、実感として、
「ああ、そういうことか」とシンボルを自然に理解し、腑に落とす事ができています。
太陽はやはり大きな天体で、影響もかなりのもの。
黄道に刻まれた記憶を明るく光で照らすことで、シンボルの意味も深く分かるような気がします。

今日はこれから満月になります。
その時の太陽のサビアンはこれになります。

【12/28/17:08~12/29/16:41】
「太陽に照らされた家で、飼い慣らされた鳥たちが楽しそうに歌う」
 
さんさんと光が降り注ぐ、温かいサンルームに飼われてる愛らしい鳥たち。決まった時間に鳥かごの扉が開いて、伸び伸びと部屋の中を羽ばたき、彼らのために特別にしつらえられた「遊び場」で、優雅に羽づくろいをしながら、歌を歌っています。部屋のドアは開かれ、出ようと思えば出られますが、彼らはこの部屋から出ようとは思わないようです。
 
このサビアンは、社会のルールに順応する事を意味します。しっかり取り決められた規範と環境を全面的に受け入れることで、安心と安全を手に入れます。
このシンボルの鳥たちは一見幸せそうですが、それは空を羽ばたく自由と引換えの、飼い鳥の規範に従っているだけです。しかし彼らも、この部屋から逃れることは頭から考えていません。もしここから外に出れば、たちまち寒空の下、生死をかけた危険な戦いが待っています。彼らは規範によって守られている、ということを受け入れてるのです。
 
社会には、光と影があります。いかなる組織にも矛盾や問題点があります。その両面も飲み込んで、共同体のルールに従う、そんな存在に光が当たります。
 
規則にうるさい傾向が強まります。理不尽なことを要求されるかも知れませんが、静観が必要です。完璧なものはこの世には存在しないと、今をありのままに受入れ、追究は後日にまわし、まずは状況をじっくり観察しましょう。規範と規則には、内部を守るための「それなりの理由」があるということに、思いを馳せる日となるでしょう。



これ、やたらと長文になりましたが(笑)
実はこれを書いた時、すごく腑に落ちたというか…
私が飼っているインコ達のことを思いながら書いてました。

サビアンサイトを書いた時は、実はまだよく理解してなかったのですが
今回の原稿を書いてハッキリ理解することが出来ました。

私自身、結婚してから安定した暮らしと主人からの庇護を受けておりますが
しかし自由は失ってしまった…
このインコたちと私の、何が違うというのだろう。と考えながら原稿を書いてました。

しかし、ルールにはルールの意味があるんだな、ということが
このシンボルをかきながら理解出来ました。
それが正しい、絶対、ということではありません。
そういう「角度」もある、ということを、自分の体験と実感から、
腑に落とすということが出来たということです。

…というわけで、この星だよりは
私の勉強と研究を兼ねております。
ホントに、未熟者ですみません(汗)
少しでも皆様の参考とお役になれば幸いでございます。


明日から、主人の実家がある東北に帰省して参ります。
彼の地の復興はどこまで進んでいるでしょうか…
この目で確かめて参ります。

年末年始も色々とありそうですが、また気分新たに頑張りたいと思っております。
2013年も引き続き、何卒宜しくお願い申しあげます。
m(_ _)m

拍手[1回]

遅くなりましてすみません。
2012年の四季図(春分、夏至、秋分、冬至)を
ざっくりと見ていきます。

まずはそれぞれの図を見て行きましょう。

●春分
7ffd800f.png


●夏至
181ae85f.png


●秋分
20120914_6.png


●冬至
20120914_7.png

今年の四季図で特徴的なのは、春分、夏至、冬至のAscとMcがほぼ合ということ。
Ascは獅子座15・16・17度、Mcは牡牛座8~10度
秋分だけがAsc蟹座、Mc牡羊座です。

四季図を解析する時に、言われているルールとして
AscとMcが固定宮(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)の時は
春分図が一年間有効と見ますが
今回のように秋分以外のアングルがほぼ同じだと、
自動的に同じような方向性にはなると思います。

春分図で見ると10ハウスに木星・金星が入っていて
冥王星と火星がグランドトライン、7ハウスの海王星・月合にカイト。
政府安泰のように見えます。
実際、離党や外交面での問題など、色々あった割りには
なかなか政治が動かなかった。不動な感じがしていました。

しかし、振り返って考えるに
2012年は、それぞれの節目が切り替わるごとに
大きな出来事が起こりがちだったと記憶しています。
秋分図に政変を示唆する10ハウス天王星があって、
冬至までに政権交代があったことは記憶にあたらしいところです。

思うに、四季図で重要な太陽が、
牡羊座の初期度数にある天王星から
強い影響を常に受けている事が大きいのではないかと思います。
またAscが獅子座ということは、支配星は太陽です。
そういう意味でも、太陽がかなり重要な一年だったのではないかと思っています。

太陽が在するハウスですが
春分では8ハウス(外国との借款関係、貿易に絡む国家的な金銭状態、株価、投機や外国との経済関係)
夏至では11ハウス(政党、議会、国庫の豊さ)
秋分では3ハウス(初等教育の環境と政策、通信、情報、流通、貿易)
冬至では5ハウス(出生率、穀物の生産高 あと多分、国民総生産も?)

まだ追いきれていませんが、
冬至の段階では、国民の生産性を上げ、経済をアップすることがテーマとなり、
それを8ハウス天王星がスクエアで傷つけています。
おそらくTPPのことになりそうです。その辺りをどう処理するかが問われる時期となるでしょう。

Mcの牡牛座の支配星は金星ですが、
冬至の金星は4ハウスに入っていて、長く続いた木星・土星・冥王星という、
社会改革のヨッドにブーメランとして参加しています。
Mcのサビアンが自分の庭に水をやる女性、というもので、
どちらかというと内側(国内)に意識が向いています。
荒れ放題だった庭を整え、美しい花を咲かせようというのが目指すテーマであり
そのための社会改革だったのでしょう。



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