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7/19は新月です。
 
新月とは、西洋占星術では
一ヶ月の目標・テーマが刷新するタイミングです。
ミクロとマクロは対応していますので、
世界から社会、個人レベルまで対応するテーマが
そこから浮かび上がってきます。
 
新月時に「自分の目標を掲げるとよい」と言われますが
確かに実際、刷新のタイミングではあるので
約一ヶ月のテーマをそこで考えるのはオススメではありますが
星が提示するテーマを予め知っておいて
自分の運気進行にも役立てるとなおベターではないかと思います。
 
さて、7/19の新月の解説をする前に
6/20と翌日21日の夏至図は大きな節目だったようなので
そこからの流れと、7/19から8/18までの大まかな流れを
ここで見て行きましょう。
 

20120703_3.png
6/20の図を見ます。これは、7/19の新月までの流れになります。
新月のサビアンは「春の訪れを告げる最初のモッキンバード」
春の気配を敏感に察知し、森に歌うモッキンバードのように
時代の流れ、集団無意識が求めている伝言を
敏感にキャッチし、人々にメッセージとして
高らかに歌い上げることを意味しています。
 
初等教育の環境、通信、情報、流通、貿易を意味する
3ハウス後半で発生しているところから
それらを象徴する何かが各自起きていたでしょう。
 
この新月は6ハウス火星とスクエアになっていますので
どうしても交流する時の行き違いや舌禍となって
いさかいが絶えなかった、ということも意味します。
ただしこの新月に対して、見えないところからの応援が入っています。
 
また今月の特徴として、国民はかなり怒っていて
自分たちの身を守るというスローガンの元、
国家権力に対して強く反抗心をアピールしていました。
今もなお続く脱原発のデモ隊などもそれに相当します。

 
 
ついで、
新月のテーマが最も大きく結実する満月図を見てみましょう。
7/4になります。
 
20120703_2.png
満月のサビアンは
太陽が「研究のために差し出された、親指のきわだった手」
月が「火の崇拝者が、存在の究極のリアリティを瞑想する」
このサビアンは一旦拡大し肥大した主張が、
行き過ぎのあまり挫折する、という共通の意味があります。
なので、新月のテーマである
新しいことを開始したい、というテーマは
一度ここで挫折か厳しい試練を受けたかもしれません。
 
対人関係で厳しい出来事や突っ込み、誤解からくる口論
派閥競争、そこから新しい勢力の独立などが
この満月に表されています。
 
実際、先だっての民主党の小沢氏分裂&新党立ち上げなどは
その最たるものでしょう。


20120717_4.png
そして本日7/19の新月です。
毎日の星だよりでもご紹介しましたが
今月のテーマは「高価な住宅の密集する渓谷に吹く暴風」
これは綺麗に整えられた高級住宅街が
暴風雨によって危機を迎える というサビアンです。
 
これは生きることそのものが自然との共存であり、
こんにちの繁栄は、ご先祖様がたのたゆまぬ努力と
生きるということに対して決して諦めない
ガッツを意味しています。
 
人より、自分がせっかく築いたものが、
嵐により無残な姿で崩壊していくのが、
たまらなく辛い、という人もいるでしょう。
 
しかし、このサビアンの本質は、
そういう試練を乗り越えるだけの力が、
本来、誰にでも備わってる。ということを思い出すということ。
そして、形だけの綺麗事などは自然の前では何ら通用しない
ということも意味しているのです。
 
今月の新月は、
高等・大学教育、学問、宗教、司法、思想環境、
長距離移動、海外、英会話等を意味する
9ハウスで発生しましたので、その分野で「暴風雨」が
起こるのかも知れません。
 
しかし決して恐れることなく
各自、成長のためにこそ、この一ヶ月を使うべきです。
9ハウスには哲学、という意味もあります。
 
今月は新しい出逢いも多く用意されているようです。
詐欺まがいの話も多く、気をつける必要もありますが
取捨選択しながら、うまく世界を広げていってください。
 
なお、先月から水害が多く悩まされていますが
今月もまたさらに水害の被害と
食料不足、経済面でのダメージなどが懸念されます。
今月は、株式市場は荒れるでしょう。
 
また、スキャンダルが多い月とも言えます。
特に女性や金銭が絡む事件、詐欺事件など。
個人レベルでも気をつけてください。

20120717_2.png
そして新月のテーマが結実する満月、8/2。
非常に珍しいことですが、新月と満月のAscとMcが
全く同じです。
 
先月は、満月前と後で一気に展開が変わりましたが
今月は、おそらくそんなに矛盾がない展開になるでしょう。
 
自然とともに調和して生きるにはどうすればいいか?
というテーマが新月にあったとすると、
満月のテーマは、そのために色んな試みと挑戦をしよう。
というものになるでしょう。
 
太陽のサビアンが「大きなオーク(楢、樫など)の木の枝から吊されたブランコで遊ぶ子供たち」
月のサビアンが「沈黙の時間に、自分の人生を変える新しい霊感を受け取る男」
 
夏休みということもあり、楽しく遊んでいるうちに
その直感が湧いてくる。というイメージがあります。
その舞台は学会かも知れませんし、自然学習の場かもしれません。
いろんな人びととアイデアを楽しく検討してるうちに
具体案がそこに提示されるかも知れません。
 
20120717_3.png
次の新月は8/18です。
気が早いですが、これも少しだけ読んでみましょう。
新月のサビアンは「激しい嵐のあとの虹」
この前の新月が「暴風雨」で、
その後のサビアンが「そのあとの虹」とは
大変意味深といえましょう。
 
おそらく、7/19-8/18までの一ヶ月、
頑張ってきたことを元に、自分の「使命」に気づく
気づくために頑張る。それがテーマとなりそうです。

 
なお、
6/20は、翌日に6/21の夏至があったこともあり、
それ以前とそれ以後の展開ががらりと一変した、
という人も多かったと思います。
 
6/21の夏至図も少し見てみましよう。

20120703_1.png
夏至から秋分までのテーマは
同盟関係、共同体、政治にあると思います。
 
蟹座ですから、親しみの持てる
仲良しグループ という事になりますが
それを築く上での、見えないやり取りや誤解、
コミュニケーションなどによるトラブルなども暗示されており、
各自、それらを通して、どういうグループを作るか?という
流れになるでしょう。


こうやって大きな流れを見ていきますと、
これから時代が移り変わる、大きな節目ともいえる時に
論争、闘争、誤解と偽りの中で
 
「いったい誰と協力関係を持つかを決める」
「そのために何が必要なのか見極める」
「仲間とは何なのか、という理念を各自で確立させる」
 
という、取捨選択を迫られる。
という流れがあるのではないかと思います。
 
先ほども例に上げましたが、一番その影響が出るのは
やはり政治ではないかと思います。
 
秋分図を見る限り、やはり
総選挙は今年あるのではないか?という予想も出てきます。
これにつきましては、春分図からの四季図も含めて分析し、
後日改めます。
 
各自、この上記の大きな流れを意識して
今いちど、自分の役割とは何か
自分に出来る事は何かということを
考え、行動する必要がある時といえましょう。
 
注意としては、今は本当に
偽善と欺瞞が横行している時ということです。
激しく盛り上がってるものにこそ
その裏に、何らかの意図的なものを感じます。
 
その裏側もキチンと見定め、
自分の行動と選択に、何ら矛盾がないように身辺を整えること。
起きた出来事に対して、目を背けたり、向き直らずにいると
その裏側に、自分の判断が狂わされ、踊らされます。
嫌なこと、痛いことにこそ真実があると向き直ることです。
 
ハーメルンの笛吹き男に騙されて踊るネズミには
くれぐれもならないように、各自気を引き締めて下さい。
 



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