2013/08/07 (Wed) 2013年7月、8月の新月＆満月

7月、8月の新月＆満月の

それぞれの図とサビアン一覧をアップします。

パッと見た時に目立つのは

7月は水のグランドトライン、

8月は活動宮（山羊座・蟹座・牡羊座）のＴスクエア

がある、ということです。

7月のほうが一見いい感じがしますが

新月にとっては、7月は蟹座、8月は獅子座で

それぞれ牡羊座天王星と絡みますが

7月はスクエア、8月はトラインで

新月だけで見ると、8月のほうが開放感がある感じがします。

●7月

7月の特徴の

蠍座土星、蟹座木星、魚座海王星の

水のグランドトライン。

このグランドトラインは7月一杯まで続きました。

社会倫理及び規範において、海王星が影響を与える配置。

慈悲や福祉、ボランティア等、

感情や情緒面の配慮が社会に持ち込まれる、

またはそんな理想像が提示される、というイメージでした。

実際のところ、日本ではこの7月には参議院選挙があり

その結果を鑑みても

福祉面より、国内景気や企業へのサポートが

メインとなった感があります。

蟹座の新月は8ハウスに入っており

8ハウスはマンデーンでは

貿易に絡む国家的な金融政策、

株価、投機や外国との経済関係　などを意味しますので

これはTPPや、円安、株価の上昇等で現れたのかもしれません。

個人レンジでは

8ハウスは結婚や相続、親戚関係等です。

一見発展的な流れに見えますが

この新月と水星（7月新月のMcルーラーでもあります）が

緩めながら牡羊座天王星とスクエアであったことが

7月の疲弊感を暗示していたと思います。

7月は公私ともに一筋縄でいかないというか

各自、何らかの意外な横槍、

または気が散るような邪魔などで、

結構いらつきながら進行していた人も

多かったのではないでしょうか。

水のグランドトラインは、人の繋がりや

コネ、協力関係や縁故などを暗示させます。

その繋がりの大切さと同時に、牡羊座天王星がいつも示す

「自我を失ってはならない、眠るな」という呼びかけの間で

強く揺れていた1ヶ月だったのだと思います。

7月新月のMcは乙女座「掲げられた半旗」。

その結果としての満月図の10ハウス天王星で政権の変動、

という民主党政権の名残りをここで終焉させつつも

一筋縄では行かないというか、

この参議院選挙から対抗勢力がハッキリと立ち上がり、

二極化していく流れになっていくのではないか、

という事を予感させます。

7月の満月図は、

さらに獅子座・水瓶座の最初の度数という

固定宮の過激な出方をする場所で発生しており、

強いエゴと、その主張。

それを阻む「誰か」との間で

強く葛藤する2週間となったと思います。

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●8月

8月の新月図においては、

本来、気分のリセットが行われますので

あまり繋がりがない事が多いのですが

今回は獅子座の最高潮のパワーポイントで

発生している事がポイント。

7月満月の過激な「頭に血が上る」激流を

ここで結実させるような

いったん大きく開花させて収束させるような

イメージがあります。

新月のサビ

「歓声をあげる人々で埋まる通りを動く壮大な山車を伴うページェント」

は、季節から言ってもまさに夏祭りそのもので、

この祭りの日のために準備していた全てを

情熱的に炸裂させます。

Mcは「革命的な雑誌が行動を呼びかける」で

ここでも過激な言動という暗示。

7月では押さえられていた牡羊座天王星サイドが

大きく飛び出してくるのが8月とも言えるかもしれません。

また8月新月でポイントとなるのが

蟹座の後半にある水星。

こちらは仲間を大切にする蟹座でありながら

外部の人間を愛し、それを受け入れてほしいと紹介する

という意味があります。

深い情念を伴う恋愛ストーリーが展開するかも知れません。

ただし、冥王星と天王星の葛藤は、

やはり深刻な展開を呼びやすいのと

天王星側も必死で、あれもこれもと色んな手を次々と繰り出し

その度に冥王星側がガツンと止めるために

7月以上に、ダイレクトにわかりやすい動きが

社会から個人レベルにおいて起きやすいのが

8月の流れかも知れません。

ツイートもしましたが

8月新月は日本では12ハウスという隠れた場所で起こります。

陰謀や諜報、ネットやメディア等に関係する12ハウス。

冥王星⇔木星が5ハウス⇔11ハウスですので、

今月は娯楽や教育、または芸能界、

特に古典芸能やスポーツ等における大きなスキャンダル、

それに伴う動きがありそうです。

ネット上のいわゆる「炎上」にも注意が必要でしょう。

過激な物言いになりがちな月になりそうですので、

その点も注意が必要です。